事業のコンセプトを決めよう
事業のコンセプトを決めよう
事業の方向性が定まったら、次は事業コンセプトの作成に挑戦しましょう。
誰に何をどうやって提供するのかを、具体的に思い描きながら書き出してみましょう。
「強み」を活かせる分野に絞り込んで事業を展開することが重要です。
ご自分が強みだと思っていないことでも、他の人に聞けば意外なことに強みになる部分もあることがありますので、自分の考えだけで満足せずに、柔軟に自分を客観的に見ることのできる他人に聞いてみることも結構重要なことだと思います。
1.誰にアピールするか?
(例)30代~40代の男性
10代~20代の女性
ビジネスパーソンが中心
広島市近郊在住
ここではターゲットを非常に一般的なものにしていますが、サービスによっては非常にニッチなターゲットになることもあるでしょうから、あなたが事業でお客様に提供する商品やサービスがニッチなのかメジャーなのかということでターゲットを短期間の間にころころと変換しているとあなたの事業のサービスにまで影響が出てくる可能性がありますので十分に注意しておきましょう。
2.何を
(例)会社設立、融資・補助金、税務会計、労務、許認可などの支援
何をに関しては自身の強みに全面に出せるようにサービスを構築していきましょう。
強みが別に1つである必要もありませんし、たくさんないと話にならないわけでもありません。
強みが明確になっていないほうが怖いので明確な強みを発見しておきましょう。
3.どうやって
(例)窓口1つで相互的なサポートを提供する
集客はWebサイトを中心として行う予定にしている。
ここではマーケティングが重要になってくるでしょう。
サービスのターゲットのマーケットを理解していないことにはどの方法が最適かわからないことになりますので。
4.いくらで
(例)起業家が負担しやすい価格帯
起業相談のみなら無料
多くの方が悩む価格の部分ですが、安ければいいというものではありません。
お客さんが予想もしてないサービスを提供できるのでプレミアム感を出すために高額にするということも全く問題ありません。
お客さんとなってくれる方が満足するサービスを提供することができれば、価格競争に巻き込まれて他社と価格のチキンレースをしなくてもよくなります。
5.どんなイメージで
(例)親しみやすく相談しやすい感じ
信頼感を大切にする
融資に必要な事業計画書については「融資のための事業計画書」を参考にしてみてください。