顧問税理士を決めよう
顧問税理士を決めよう
○専門家のなかでも、起業家が必ず頼ることになるのが税理士です。
創業当時は人数が少なく、業務も絞られているので経理関係の処理や税務申告も創業メンバーで経理の知識のある方が、商工会議所などでアドバイスを受けながら税金の申告をするかもしれませんが、組織が成長して大きくなってくると、経営者がわざわざ経理を見ているような時間は実際にはなくなってくると思います。
というよりも、経営者がいつまでも経理を見ていることができる組織では会社が成長していないと考えた方がいいでしょう。
経営者である貴方は経営に専念し会社を大きくすることを考え、その結果となる税金や資金の動きに関しては専門家である税理士に任せるのが最も効率のいい方法となるでしょう。
○税理士に期待できること
1.レンタル役員機能
起業時に生じるあらゆる不安や疑問について、いつでも相談し、解決できる体制を構築できます。
社長であるあなたは本業で売上を上げることに専念できるようになりますので依頼料金は必要になりますが、事業の効率は格段に上がっていくことになるでしょう。
2.レンタル事務員機能
起業当初は必要最低限の業務のみを税理士にアウトソーシングし、事務員の人件費を減らしたほうが合理的です。
月数万円程度でプロならではの高品質な仕事をしてもらえますのでコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
起業時には必要ないかも
起業する段階で資金に恵まれており、税理士に顧問料を毎月払っても痛くも痒くもないのであれば最初から顧問税理士を選定しておいてもいいでしょうが、起業時には自己資金はなるべく節約して業務に投資したほうがいいでしょうから、大きくなったときには必要にはなりますが、最初の段階では必要ないかもしれません。
顧問を依頼しても大丈夫かどうかは貴方の起こす会社の規模や資金面とにらめっこして判断してください。
あくまでも、貴方の会社が成功するためにということを最優先に考えましょう。
貴方は起業して満足というような方ではないはずですからね。
税理士さんを活用することも大切ですが「起業に必要なひと・モノ・カネ」も必要ですからご覧になってみてください。