重要な資金計画
資金計画を考えよう
1.必要資金とは
・起業時の資金計画を決めるには、2つのアプローチから考えることが必要です。
①想定するビジネスで起業するにはいくらかかるかという事業全体で必要なお金(必要資金)からのアプローチ。
②自己資金と借入などの合計でいくらまで用意できるかという資金調達面からのアプローチ
・必要資金は設備資金と運転資金の合計です。
・設備資金:設備など金額の大きい初期投資にかかる資金
(例)・オフィス・店舗の敷金、保証金
・内外装、看板製作費など
・車両など
・机、テーブル、イスなどの備品
・パソコン・プリンタなどの機器
・ソフトウエアなどの開発費
・フランチャイズの加盟金
・運転資金:仕入、人件費、諸経費など会社の運営上必要な資金)
(例)・仕入資金
・役員報酬
・従業員等給与
・社会保険料
・外注費
・旅費交通費
・通信費
・家賃
・水道光熱費
・広告宣伝費
・会議費
・交際費
・消耗品費
・税理士等顧問料
・リース料
・支払手数料
・荷造運賃送料
・支払利息
2.必要資金の算出
・店舗や事務所などを借りる予定がある場合、まずは不動産会社を回り、想定するビジネスに会った物件の家賃などの相場をつかみましょう。
・見積書をとることができるものについては、基本的に業者に作成を依頼します。できれば相見積もりをとるようにしましょう。
お金に関わる問題としては、「資金調達のコツを知ろう!」も参考にしてみてください。