合同会社ならではの融資の特色は??

合同会社の融資

〇融資における合同会社の特色

(1)融資における合同会社と株式会社の違い

株式会社は経営者と従業員、株主で構成されますが、その中に出資比率というものがあります。創業融資においては代表者が、過半数以上の出資を持っていない限り、融資に際しての審査でネガティブにみられてしまいますので、代表者の出資比率には十分に考えたうえで決定していただきたいと思います。

・実際に出資している株主が別にいて、代表者がただ業務を担っているというだけであれば、いわゆる「雇われ社長」ということになり、融資に関して貸し主にネガティブな印象を与えます。

・株式会社と異なり、合同会社には株主という考え方がありません。代表社員として3名組み入れるのでありば、基本的に定款などで条件をつけなければ3名は対等な立場になります。株式会社の株主のように大株主とそれ以外で立場や周囲に与える影響力が全然異なるということはないと覚えておくといいでしょう。

・出資額に応じた権限というのは加味されないので、単純に用意した自己資金を合計するということができる可能性もゼロではありません。

(2)合同会社と株式会社、とちらが融資を受けやすいか

合同会社と株式会社は組織の違いということでは、一般的に変わらないと思っていただいてよいと思います。外面的に株式会社と合同会社と名前は違いますが法人としてのあり方としては、ほぼ同じです。合同会社は小さい会社だからとネガティブなイメージを持たれているのであれば、アマゾンジャパン、アップルジャパン、モンスターエナジージャパン、西友など合同会社でも巨大な企業は存在しているので安心していただけたらと思います。

・そのため、合同会社だからと言って、融資が受けにくいということはないと考えていただいてよいと思いますので融資を受けるために本来は合同会社の方が自身の事業にはふさわしいのに我慢して株式会社を設立することにしたというようなことは気にしなくても問題ないということです。

融資制度の理解としては「活用できる融資の紹介(創業融資制度)」もご覧になってください。


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