登録免許税を支払う
登録免許税を支払う必要がある
1.登録免許税の額
会社の登記申請時には、すべての会社が登録免許税を納めなくてはなりません。
登録免許税とは国の税金です。
納付の方法は手続きによって異なりますが、書面による登記申請の場合、収入印紙により収めることになります。
登録免許税の額
★株式会社の場合
原則:資本金の額×0.7%
最低納付額:150,000円
最低納付額が適用される資本金額:21,428,000円まで
★合同会社の場合
原則:資本金の額×0.7%
最低納付額:60,000円
最低納付額が適用される資本金額:8,571,000円まで
起業する段階から登録免許税の最低納付額を超えるような資本金で始めるケースはレアケースだと思われますので、最低納付額を理解しておけば問題ないと思われます。
2.登録免許税の納付方法
登録免許税は収入印紙で納めます。
登録免許税分の印紙は、登録免許税納付用台紙に貼り付けます。登録免許税納付用台紙としての特別な様式があるわけではなく、A4判の白紙(任意で用意したコピー用紙など)に印紙を貼るだけです。
提出時は、「登記申請書」に白紙の用紙をホッチキス留めし、登録免許税分の印紙を貼り、法務局に提出します。
また、「登記申請書」と登録免許税納付よう台紙を重ね、「登記申請補」に押印した代表者印を契印することで、どの登記に関する印紙であるのかを証明します。